『ワンダーウーマン』

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 皆さんこんにちは、女住人Mです。
「日本公開はまだかな、まだかな」と待ち望んでいた皆さま、お待たせしました!今回は8/25(金)公開『ワンダーウーマン』をご紹介します。
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 ワンダーウーマンことダイアナ(ガル・ガドット)は外界から隔離され女性だけが住むパラダイス島のプリンセス。彼女らを滅ぼそうとする邪神アレスの襲来に備え、平和を守る戦士としてダイアナも日々戦闘スキルに磨きをかけています。そんな彼女が浜辺に不時着したパイロット・スティーブ(クリス・パイン)を助けたことで初めて人間と出会い、外界では戦争が起きていることを知り、人間界の争いを終わらせるため故郷の島を離れます。
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 「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」で華麗に登場し、主役2人そっちのけで観客の心をかっさらっていったワンダーウーマンは只今世界中で大大大ヒット中!全米では「バットマンVSスーパーマン~」やあの「アナ雪」の成績すら越えて、今夏最大のヒットにもなっています。

 さてなんでそんなに『ワンダーウーマン』が大ヒットしているのか?問題ですが、兎にも角にもワンダーウーマンが魅力的なことでしょう。演じるはイスラエル生まれのガル・ガドット。女優になる前はモデルとして活躍、その上18歳から2年間兵役につき戦闘トレーナーもしていた経歴を持つ、まさにリアル・美女戦士。だいたい映画を観ていてもあのコスチュームをまとったワンダーウーマンが何の違和感もないこと自体凄い。下手すると単なるコスプレ劇にしか見えなくて白けちゃいますからね。強さと美しさを体現し、ガルさん完全に着こなしています。
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 そして彼女は単に強いだけでなく、隔離された島で育ってきたプリンセスなのでとても真っ直ぐ純真なところもポイント!自分が劣勢でも、その行いが無謀なこととわかっていても、困っている人を見れば後先考えず助けない訳にはいかない、愛と正義に満ち溢れた存在なんです。だからスティーブも何も知らないダイアナに最初は戸惑いこそすれ、悪を倒したい、人間界を救いたいと願い、正義のために真っ直ぐ突き進む彼女にどんどん巻き込まれ、惹かれていきます。
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(本作でクリス・パインのファンも急増すること間違いなし!)

 ダイアナが宿敵アレスを倒そうとスティーブと乗り込むのは第一次世界大戦時のロンドン、そしてドイツ。スティーブはドイツ軍の毒ガス虐殺計画を防ごうとし、ダイアナはその背後にいるに違いないアレスを追います。彼女は絶対悪=アレスがいなくなれば、この世から"悪"そのものが壊滅すると信じていますが、残念ながら人間自体が愚かな生き物なので結局はまた新しい"悪"の存在が生まれ、悲劇は繰り返されることをスティーブも我々も知っています。

ダイアナは闘いの途中で人間の弱さ、浅はかさを知り、一体自分は何のために戦ってきたのか・・・と絶望するのですが、スティーブのある行動によって、また再び立ち上がるのです。初めての感情に突き動かされ、さらに強くなったワンダーウーマンは涙が出るほど美しいのでした・・・
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(ワンダーウーマンの物語は最近のディズニー・プリンセス的でもあるのでその辺りもご注目!)

本作の監督は(「モンスター」でシャーリーズ・セロンをアカデミー賞主演女優賞に導いた)パティ・ジェンキンス。ハリウッドですら未だ男性と同じようには女性にチャンスが与えられないそんな状況下で、異例の大抜擢だったジェンキンス監督。与えられたチャンスを見事ものにし、この後ワンダーウーマンが再び活躍する「ジャスティス・リーグ」(11/23公開)ではこのムーブメントを受けて、追加撮影が行われたと言われています。そう、ジェンキス監督自身もこの映画でまさにワンダーウーマンになった1人だったのでした。この映画を観た後はあのテーマ曲が流れるだけで「私、強くなれる」・・・そんな魔法にかかっちゃうかもです。

By.M
©WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC DUNE ENTERTAINMENT LLC.

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