2017年3月アーカイブ

『キングコング:髑髏島の巨神』

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 みなさんこんにちは、女住人Mです。
今回は大人も子供もわっしょいと楽しめる3/25(土)公開『キングコング:髑髏島の巨神』をご紹介します。
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 時はベトナム戦争が終結した1973年、舞台は南太平洋に浮かぶ孤島"スカル・アイランド(髑髏島)"。未開の地探索のために出向いた調査隊だったが、そこに突如現れたのは島の巨大な守護神キングコング。島からの脱出を試みるも、この島での本当の敵は彼だけではなかったのです・・・
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 2014年製作のハリウッド版「GODZILLA ゴジラ」のチームが若干32歳の若手ジョーダン・ボート=ロバーツを監督に迎え、作り上げた本作。言わずもがなキングコング、ゴジラ、怪獣、そういった類のものが大好物な方は必見な1本。「GODZILLA ゴジラ」では焦らして、焦らしてのゴジラ様登場でしたが、本作はのっけから巨大なキングコング様がバババーーーーン!!と登場で、冒頭からコング様フルスロットル!もうスタートからアゲ↑アゲ↑でございます。
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 そして時代はベトナム戦争終結直後、国に帰還する前の最後の仕事的にパッカード大佐(サミュエル・L・ジャクソン)率いるヘリコプター部隊が元特殊部隊(トム・ヒドルストン)やカメラマン(ブリー・ラーソン)や科学者たちを連れこの髑髏島に向かいます。彼らは「地獄の黙示録」よろしく颯爽と登場するも、地質調査の名のもと、島に爆弾を投下したことでコング様の怒りをモロに買います。コング様の「何やらかしてくれとんねん!」的人間への容赦ないお仕置きには手加減なんてありません。人間たちは即座に壊滅状態、キングコングVS人間という図式で物語が進むと思いきや、コング様向かうところ、敵なし。
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ですが、パッカード大佐はベトナム戦争の敗戦で大きなものを失っている上に今回多くの部下を失ったことでダメージ倍、怒りに囚われ復讐の鬼と化し、コング様VSパッカードの闘いが始まります。コング様は31.6メートルもあるのにそれにガチで闘いを挑むパッカード。そんな一見「どないやねん」設定を納得させられるのはサミュエル・L・ジャクソン(以下サミュエル)以外いない訳でこの役に彼がキャスティングされるのも納得です。コング様とサミュエルがガチでメンチ切るシーンまで用意されていますので、そのサミュエル魂溢れる圧のあるシーンは大スクリーンで是非堪能して頂きたい。パッカードが執拗にコング様を追うことで狂気に囚われていく様はどっちがモンスターなのか本当にわからなくなるぐらいです。
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 そして当初、コング様が平和を脅かす敵のように思われていましたが、途中から実はもっと恐ろしいものが別にいて・・・といったコング様の本当の存在理由も明かされるようになります。この別のやつらがまたいい感じに気持ち悪くて最高!と言う訳で冒頭からコング様の登場でフルスロットルだったこの映画は別の嫌な感じなやつらがドンドン出てきてアッセンブル!怪獣フェスと言いましょうか、最後までずっとテンション高めで繰り広げられのです。ロバーツ監督は「パシフィック・リム」のギレルモ・デル・トロ監督並みに日本カルチャー大好き青年なので、映画の随所に日本のアニメ、特撮文化が登場し「君も好きだね~」とほくそ笑むしかありません。
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 とにかくコング様にとって人間は敵に非ず(パッカードは除く)その巨神っぷりにほれぼれする2時間。映画の最後には本編で打ちあがった花火がさらにドーーーン!と打ちあがるおまけ付きなのでエンドクレジットが終わるまで席を立たずにお楽しみ下さい!

PS、
洋画ファンの皆さまにおかれましてはジョン・グッドマンとジョン・C・ライリーというハリウッド界の2大名バイプレーヤー、Wジョンの夢の共演作としてもお楽しみください。今回はこの二人もほぼ主役と言っても過言ではない!

★おまけ★
 『キングコング:髑髏島の巨神』のジャパンプレミアにも参加してきました!
当日はまるで冬に舞い戻ったかのような極寒な一日。しか~し、生憎の天候を吹き飛ばすように本作の公開を心待ちにしていたファンが歌舞伎町に大集結。出演者のトム・ヒドルストン、ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、そして吹替声優をつとめたGACT、佐々木希が登場し、熱いファンの気持にこたえていました。
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元特殊部隊コンラッドを演じたのは今回が初来日のトム・ヒドルストン(以下トムヒ)。そのエレガンスな佇まい、ジェントルマン過ぎる立ち振る舞いに「本当に(あんな完璧な人間が)存在するのか?」と言われていましたが、今回の来日でリアル・トムヒを目撃したファンの方々は揃って「トムヒが実在した!」と大賑わい。本作では「髑髏島に行ってもトムヒがいれば大丈夫!」と思わせる男らしい一面をのぞかせています。
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カメラマンのウィーバーを演じたのは「ルーム」でオスカー女優となったブリー・ラーソン。これまでのコング映画で登場する女性は泣き叫ぶ、そんなイメージがありましたが本作ではコングと心を交わしていく強い女性として描かれています。
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トムヒの声を吹替えたGACKTは「なかなかこんないい男、間近で見ることがないよ」とトムヒを絶賛。初来日したトムヒに日本のお薦めスポットとして新宿のゴールデン街を提案したら、まさかのブリーの方が興味津津。キャストの皆さんは壇上で交流を深め、明るい雰囲気の中でプレミアは終わりました。
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By.M
(C)2017 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC LEGENDARY PRODUCTIONS,LCC AND RATPACDUNE ENTERTAINMENT LCC.ALL RIGHTS RESERVED.

『パッセンジャー』

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 皆さんこんにちは、女住人Mです。さて一時期、SF映画はヒットし辛い、なんてことが言われた時期がありましたが「ゼロ・グラビティ」、「インセプション」や「オデッセイ」のヒットも記憶に新しいところ。
今回ご紹介する映画は宇宙船を舞台に魅力的なキャストで贈る3/24(金)公開の『パッセンジャー』です。
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 乗客5000人を乗せた豪華宇宙船アヴァロン号。人類史上かつてない移住計画のために新たな惑星に向かっています。目的地の惑星到着までの120年、乗客たちは冬眠装置で眠り続ける・・・ハズだったのですが、二人の男女だけが90年近く早く目覚めてしまいます。ジム(クリス・プラット)とオーロラ(ジェニファー・ローレンス)は絶望的な状況で何とか生き延びようとするのですが・・・
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 この映画はSFというよりも宇宙船を舞台にしたラブ・ストーリー。あるトラブルで目的の惑星に生きて辿りつけない、生涯をこの船内で過ごすしかない、しかもそこには自分を含め2人きり・・・。その事実を知った時、自分たちの運命に打ちひしがれ絶望の淵に立つのですが互いの存在が唯一無二であることを次第に受け入れていきます。そして密室に男女二人・・・となると、やっぱり行きつく先はLOVEしかありません!笑
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 ジムは腕利きのエンジニア、オーロラは野心的な作家、普段なら出会うことはなかったかもしれません。豪華宇宙船も飛行機のごとくエコノミーとファーストとがあり違うクラスに属していた二人が冬眠装置で眠り続け、新しい星に無事到着していたらなおさら出会わなかったでしょう。でもたった2人だけが目覚めたが為にお互いを知ることになり、どんどん惹かれあっていきます。

そして、先が見えない密封空間、二人だけだとドン詰まり感が増しますが、アンドロイドのバーテンダー・アーサー(マイケル・シーン)が、優しい心遣いで二人の仲を取り持ったり、彼らの心をほぐしたり、と恋のキューピット的に良いキャラで登場。二人と1体の関係はとても良好に進みます。船内には娯楽施設やオシャレなレストランも完備されていたので、二人は自由気ままにデートを満喫。が、二人だけ早く目覚めたことにある真実が隠されていたこと、加えて宇宙船にトラブルが発生したことで状況は急展開していくのです・・・・二人が愛し始めていた矢先、限られた空間、時間、たった2人というシチュエーションにあって「自分ならどうする?」、そんな事を思わずにはいられないのでした。
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(私なら迷いなくジムと同じ行動しちゃいます・・・皆さんはどうでしょう?)

 さてラブ・ストーリー映画を語る上でやっぱり重要になるのは主人公の2人。ジムを演じるのは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」や「ジュラシック・ワールド」でお馴染のクリス・プラット(以下クリプラ)。今はハリウッド超大作に引っ張りだこな精悍なイケメンさんですが、実は数年前までは陽気なおでぶちゃんキャラとして映画のわき役止まり。ただ「ガーディアンズ~」のオーディションを受ける時に一念発起し涙ぐましい肉体改造を経て、見事主演をゲット、からの作品が大ヒット、そして今に至ります。もともとコメディセンス抜群で「ガーディアンズ~」のスターロードよろしく人を笑わかすのがお得意なクリプラ。本作ではその要素を封印し、これまで見せたことがないひた向きでロマンティックなイケメン・クリプラを心ゆくまで堪能出来る映画としても見どころあり!
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そんなクリプラをむかえるは22歳にしてアカデミー賞主演女優賞を受賞している若手No.1実力派女優のジェニファー・ローレンスなので、宇宙船内のデートシーンではうっとり、後半のドラマティックシーンは緊迫と、二人の魅力が冴えわたる1本でもあるのです。
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 本年度のアカデミー賞で美術賞、作曲賞の2部門でノミネート。アヴァロン号内のセンス溢れるデザインも物語を引き立てます。
この春のデート映画の1本に如何でしょう~♪

By.M
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

『SING/シング』

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 「ラ・ラ・ランド」、「モアナと伝説の海」と音楽が魅力的な映画の公開が続いていますが今回ご紹介する作品も音楽がストーリーを盛り上げていく、3/17(金)公開『SING/シング』です。
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 本作は「怪盗グルー」シリーズや去年大ヒットした「ペット」などを手掛けているイルミネーション・エンターテインメントの最新作。主人公はコアラのバスター・ムーン、倒産寸前のオンボロ劇場の支配人。ショーへの強い情熱と前向き思考で劇場を再生させようとしていたある日、復活をかけた歌のオーディションを開催することを思いつきます。果たして劇場は活気を取り戻すことが出来るのか・・・・
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 この映画はいわゆる、失敗を重ねた者たちがもう一度チャレンジし頑張る(=負け犬たちのワンスアゲイン)映画!バスターは明るくて人懐こいのですが、経営能力0。オーディション開催の募集もバスターの秘書ミス・クローリーの失敗で、優勝者への賞金の桁が想定を遥かに越えて伝わってしまうわ、そのせいであり得ないぐらい募集者が集まるわでのっけからハプニングの嵐です。そんな中で6人の応募者たちがバスターの目に留まり予選を勝ち抜きます。
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勝ち残ったのはギャングのボスを父に持ち、本当はシンガーになりたいと言い出せずにいるゴリラのジョニー、25匹の子供の世話と家事に追われるブタのロジータ、失恋をして元彼を見返したいヤマアラシのアッシュ、もの凄い才能の持ち主なのに極度のあがり症で力を発揮出来ないでいるゾウのミーナ、ちょっと空気が読めないブタのグンター、そして自己中過ぎて敵が多いネズミのマイクと歌の才能はあるけれど、それぞれが事情を抱え、今の状況を変えたい!と心で思っているキャラクターばかり。なので観ているこちらも「あ~わかるわ~」と共感度100%、やりたい気持ちはあるのにつまずいてしまう彼らにどんどん感情移入しちゃいます。
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そういった彼らの物語が楽しくユーモラスに、時に切なく、ストレートに描かれるところがまた本作の魅力で、大仰なメッセージ性がない分、自然と物語に没頭出来て純粋に「頑張れ!」とか「負けるな!」といった気持ちが湧きあがる。そして全員が"歌うことが何よりも大好き"という共通の気持ちで繋がっているので、誰かがくじけそうになるとみんなが助ける図式になり、物語が進むにつれチーム感も増していきます。
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どんなこと(もの)でもたった1つ好きなことがある、というのは生きていく上で辛い時、挫折を味わった時に本当に大切ですもんね。そういったものが彼らにとっては"歌"なので、劇中のオーディションシーンも練習シーンも、ここぞと勝負をかけるシーン、どれをとっても"歌"が人に与える感動や心の高鳴りをダイレクトに伝えてくれて、一緒に歌いたくなっちゃいます。劇中、登場人物たちが歌うのはザ・ビートルズ、マイケル・ジャクソン、スティーヴィー・ワンダー、ヴァン・ヘイレン、ケイティ・ペリー、レディ・ガガ、ビヨンセ、テイラー・スウィフト、そしてきゃりーぱみゅぱみゅまで誰もが耳にしたことがある名曲ばかり!映画を観ながらにして音楽フェスに来ているような気分にも♪
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しかも"歌"がもう一つの主役とも言える本作で字幕版も吹替版も日米贅沢キャスティング!劇場支配人のバスターは字幕版にマシュー・マコノヒー、吹替版にウッチャンナンチャンの内村光良、失恋ロッカーのアッシュを字幕はスカーレット・ヨハンソン、吹替は長澤まさみ、もちろん声優界からは山ちゃんこと山寺宏一、宮野真守、田中真弓などなど、そしてスキマスイッチの大橋卓弥にMISIAと歌手の方も参戦とその気合い度に作品の品質保証も確約されていると言っても過言ではありません。
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(字幕版ではゴリラのジョニーは「キングスマン」のタロン・エガートンが担当。
んでもって歌がうますぎる!こんな才能まであったのか!)

 映画館がライブ会場になる『SING/シング』はサイコーに楽しくて、サイコーにアガ↑って、サイコーに愛らしい、そして観た後に元気モリモリになれるエナジー・ムービー!歌いたい!その思いで繋がる素敵な仲間たちの活躍は是非スクリーンでお楽しみ下さい。
字幕と吹替、どっちで観るか悩んじゃう!え~い、両方観てまえ~!

by.M
(C)2017 UNOVERSAL STUDIO

『モアナと伝説の海』

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 皆さんこんにちは、女住人Mです。春が近付くと待ち遠しいのは桜の開花?いえいえ、やってくるのはディズニー映画最新作の公開というのが舞浜の春!?今回ご紹介する作品は3/10(金)公開『モアナと伝説の海』です。
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 かつて命の女神テ・フィティの心が半神半人の英雄マウイに盗まれて闇がうまれた世界・・・。
主人公は海に選ばれた女の子モアナ。海が大好きな彼女は島の外に行くことを禁じられながらも海の向こうの世界に憧れをもっています。ある日、語り継がれる闇の気配が島に漂い始めたことを機に、モアナは島の平穏を取り戻すためにマウイを探し女神テ・フィティに心を返しにいく冒険に出かけます。
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 大ヒット映画を作り続けているディズニー・アニメーション、観る方も新作に対するハードルがどんどん上がっていると思いますが、またまた新しい名作の登場です。さて、ヒット作には名曲の存在ありのセオリーがあります。「アナ雪」と言えば「Let it go~ありのままで~」、映画を観たら最後口ずさんでしまう♪レリゴ~、レリゴ~♪の調べ。それに匹敵するのが本作では「どこまでも~How Far I'll Go~」です。映画を観終わると「あの曲が耳から離れない」と♪どれほど~、遠いのぉ~♪と歌う人が続出するのは間違いなし!劇中でこの曲は主人公モアナによって歌われます。
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村長の娘でもあるモアナは小さな頃から父に倣い島のみんなのことを思いながら生活しています。将来的には立派なリーダーになってほしいと願っている父の期待に応えたい、そんな思いと裏腹に「この島の外へ飛び出したい」という気持ちで揺れています。そんな時に「自分の心の声に従ってみなさい」とおばあちゃんから背中を押され自分が本当に望んでいることの始めの一歩踏み出し、その思いを「どこまでも~How Far I'll Go~」の曲に込めるのです。モアナのまっすぐな気持ちがのびやかな声で歌われるこのシーン、きっとこの映画の一番のお気に入りシーンになる方も多いのでは・・・。
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そしてモアナが島の外に出て、マウイと出会ってからは楽しいアドベンチャーの始まりです。
旅の途中で海賊と遭遇するのですが、なんと登場からしてこのシーンは「マッドマックス 怒りのデス・ロード」!暴れ太鼓のようなドラム音と共に現れるその武装集団の登場に、本作がてっきり女の子向けの映画と思っていると度肝を抜かれるでしょう。
そう言えば、モアナが旅に出かける理由も「マッドマックス~」とかなり似ています。ディズニーアニメに映画ファンが愛してやまない「マッドマックス~」テイストをぶっこむあたりディズニー、流石です。(実際この映画は「マットマックス~」に影響を受けていると監督も語っています)
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と、話がそれてきましたが、旅の途中、何度かモアナとマウイは困難にぶちあたり、時に喧嘩し、彼女は途方にくれます。モアナはこれまでもずっと周りに求められていたこと、どこか既に決められていたことに従って行動していた節がありました。でも冒険をすることで次第と気付いていくのです。自分が何かをしたいと願う時に一体何が大切なのかを・・・・・。
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モアナ視点でこの映画を観ると自分をまっすぐ見直すことの大切さを感じさせられる一方、モアナが周りから期待されていること、運命づけられているものに囚われて生きてしまっていたことも感じさせられます。
それは我々も良かれと思って他者に「こうしてほしい。こうがいいんじゃないか。」と自分の思いを押し付けてしまうけれど、でも本当に大切なのは・・・、と気付くこともありますもんね。

とにかく心沸き立つアドベンチャー、魅惑的な主人公と愉快な仲間たち、溢れる夢と希望、珠玉の音楽などなど、皆さんがディズニー映画に求めているものは本作にもてんこ盛り♪是非スクリーンで楽しんでくださいね。

 そしてシネマイクスピアリでは恒例のフォトロケーションが登場ですよ~!
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By.M
Ⓒ2017 Disney.All Rights Reserved.

『トリプルX:再起動』

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 皆さんこんにちは、女住人Mです。先日アカデミー賞の発表がありました。シネマイクスピアリで大ヒット上映中の「ラ・ラ・ランド」が監督賞ほか6部門を受賞、そして3/31(金)に公開が決まった「ムーンライト」が作品賞を受賞し、何だかめでたい幕引きでした。アカデミー賞と言えば映画の祭典な訳ですが、今回はその存在自体がお祭り騒ぎといって過言ではない『トリプルX:再起動』をご紹介します。
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 エクストリームスポーツのカリスマにして腕利きシークレットエージェント、ザンダー・ケイジ(ヴィン・ディーゼル)が、悪の手に渡った"パンドラの箱"と呼ばれる制御不可能な軍事兵器を奪還すべく、スリルを求める強者たちを集めたチーム<トリプルX>と共に最強の敵と戦います。

 本作タイトルに"再起動"とありますが、もとは2002年にヴィン・ディーゼルを主演にスタートとしたシリーズもの。しかし主演を変えた続編は日本で劇場公開すらなかった代物。でもヴィンちゃんことヴィン・ディーゼルと言えば「ワイルドスピード」シリーズの大大ヒットで今や不動のトップスター。「ワイスピ」同様、主演+プロデューサーとしてヴィンちゃん自身で「トリプルX」シリーズを再起動させたという訳です。

危なっかしいことや、SEXYな女性が大好きなザンダーは「ワイスピ」におけるドミニクと何が違うって、あまり違いはありません!笑。「ワイスピ」では"We are Family"と家族第一主義なヴィンちゃんですが、本作では「トリプルXは一心同体だ!」とこれまた似たような感じで仲間を大切にする心優しいヒーローなのです。
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 加えて「1作目を観てないしな~」という方も多いかもしれませんが、危なっかしいことを危ない人が全力でやっちゃう映画、ぐらいの知識でむちゃくちゃ楽しめます。だってこの映画は祭りだから!そんな私も1作目の「トリプルX」は観ていたことは観ていたのですが、いろいろすっかり忘れていました(ごめん、ヴィンちゃん!)が、映画が始まればこっちのもの!?冒頭のアクションシーンで「ひゃっほ~い」と心の雄叫びをあげ、何も迷うことなくのめり込んじゃうこと間違いありません。
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そしてこの映画はヴィンちゃんセルフプロデューサーということで、綺麗な女性とムフフなシーンもあり、ヴィンちゃん得なパラダイス映画、やりたい放題な所は否めませんが、プロデューサーとして「やるな~」と思うのは脇を固めるキャスト陣が素晴らしいのと、彼らを決してヴィンちゃんの脇として配するのではなくばっちりメインに立たせ、その魅力をきっちり映画に盛り込むところなんです!
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最強の敵に「ローグ・ワン/スターウォーズ・ストーリー」の際にもご紹介した宇宙☆最強のドニー・イェン、ドニーさんが登場!!もう映画の冒頭からドニーさんの華麗でキレ味抜群のアクションシーンが満載で「ばんざ~い、ばんざ~い、わっしょい、わっしょい」と心の打ち上げ花火が連打なのです。
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(ドニーさんの腕に最★強って描かれているよ。だって最強なんだもん。)

 加えて、ノーCG、Noワイヤーアクションのタイ映画「マッハ!!!!!!!!」で一躍アクションスターの仲間入りとなったトニー・ジャーも参戦。身体能力高すぎる二人がヴィンちゃんと一緒にアクションを繰り広げるので、もう観ているこちらのアドレナリンも大爆発。しかも男性陣だけでなく、美女二人もこの映画に参戦していて、二人のアクションシーンも「ありがとう、ありがとう」と言いたくなるお約束シーン満載です。(メカ担当、メガネのドジっ子キャラの女の子もいるYO!)
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 アクション映画が大好きな方はもちろん日頃の鬱憤がたまっている方には是非、観て頂きたい!!なんかよくわからないですけどサッカー選手のネイマールまで出てて、そのむちゃくちゃ具合が本当に最高です!!!何にも考えずに、ただ目の前に起きることを観ているだけで、幸せになれる素晴らしい作品が『トリプルX:再起動』 !シネマイクスピアリで2/24(金)から公開中です♪

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