『ジェイソン・ボーン』

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 皆さんこんにちは、女住人Mです。今回ご紹介するのは9年ぶりにあいつがカムバック!
10/7(金)公開の『ジェイソン・ボーン』です。
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 2000年代のアクションは「ボーン」シリーズの前と後で分けられると言っても過言ではありません。それまでアクション俳優としてのイメージがなかったマット・デイモンもリアルな生身のアクションを繰り広げるジェイソン・ボーンを演じて以降、リーアム・ニーソンやデンゼル・ワシントンに代表される"決して怒らせてはいけない男"を演じる俳優の一人として頭角を現しました。

さらに「ボーン・スプレマシー」でポール・グリーングラス監督とタッグを組んでこのシリーズの人気は拡大!ところが監督が4作目を降りたことでマット・デイモンも「じゃあ、やんない!」と降板となった訳ですがマット自身、ファンにずっと「いつになったら「ボーン」シリーズやってくれるの?」と言われ続けてきたそうで、ファンの想いを大切にするとってもいい人マットは「じゃあやるか!」と9年ぶりに復活となりました。(時が流れるのは早いな~)
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 「ボーン」シリーズとはCIAの暗殺者養成プログラム"レッドストーン計画"の元、記憶を失くし殺人マシーンとなったジェイソン・ボーンが失われたアイデンティティを探し求める物語。前作「ボーン・アルティメイタム」で実は彼の本名はデビット・ウェッブで自ら志願してCIAの暗殺者になったという重大な事実が判明します。そして本作では「なぜ彼は自らの意思で殺人兵器になったのか?」という謎に迫ります。
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 冒頭、ボーンの登場から「待ってました!」とスクリーンに向かって声をかけたくなります。前作で自由の身になったもの、彼の佇まい、風貌、そして表情、それを目の当たりにするだけで本作が作られるまでに要したこの時間、ボーンは過去の記憶に囚われひっそりと生きていたんだ!と感じさせてくれる、このリアリティこそがジェイソン・ボーン!!

一方、シリーズ皆勤賞の元同僚ニッキー(ジュリア・スタイルズ)はCIAをハッキングし手に入れた極秘文章の中にボーンをめぐる秘密がまだ隠されていたことを知り、彼にコンタクトを取るのです。これを阻止するべく登場するのがトミー・リー・ジョーンズ扮するCIA長官ロバート・デューイとアリシア・ヴィキャンデル扮するCIAエージェントのヘザー・リー。
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巨大な権力下で"絶対この人悪い人"感に溢れるCIA長官をトミー・リーが演じることで隠された秘密のとんでもなさが倍増しますし、今、ハリウッドで最も活躍中と言って過言でないアリシアちゃんがいつもの可愛らしい笑顔を一切封印し、ボーンに接触。その様子がクールで強かで、腹のうちが読めないからこそ、物語にも奥行きが出てくる。新キャラも活きてます!
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 肝心なアクションもグリーングラス監督独特のブレる映像とカット割はこれまで以上で緊張感も増し増し!そしてアクションにより軸が置かれている本作のクライマックス、ラスベガスでのカーチェイス&アクションシーンはぶったまげ!豪華なホテルが集まる中心街の大きな道路を封鎖してのとんでもシーンまで用意されています。ボーンシリーズと言えば、無骨で硬派なイメージがあるだけに、ラスベガスでのこのシーンは「ワイルドスピードか!」とツッコミを入れたくもなりましたが、まぁ9年ぶりの復活ですから、景気づけということで・笑
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極め付けにあのテーマ曲が流れるだけで、劇場出る時は皆が「ボーン。ジェイソン・ボーン」になっていること間違いなしですYO!
是非、ジェイソン・ボーンの復活をスクリーンでお楽しみください。

By.M
(C)2016 UNIVERSAL STUDIOS

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