『ドント・ブリーズ』

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 皆さんこんにちは、女住人Mです。浮足立つクリスマスから慌ただしくなる年末に果たしてこの映画をオススメすることが正解なのかよくわかりませんが(笑)敢えてご紹介します、12/23(金)公開の『ドント・ブリーズ』です。
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 本作は今年全米で8月に公開された低予算ホラー映画。その斬新なストーリー、キャラ設定で大大大ヒットした話題作です。主人公は3人の若者。"盲目の老人"がたった一人で暮らすお屋敷に大金が隠されていることを知って盗みに入るのです。彼らはお金を強奪し簡単に逃げられると思っていました。お屋敷の周りは廃墟で人もいない、住むのは"盲目の老人"ただ1人、手早く仕事を片付ければなんてことない・・・ハズだったんです。が、このおじいちゃん、トンデモじいちゃんだったんです!
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 なんとこのじいちゃんは退役軍人。凄い戦闘能力を持つじいちゃんで若者が暴行を加えようとしても、赤子の手をひねるようにやすやすとかわしてしまう。もうこうなると獲物はじいちゃんから若者たちへと形勢逆転!若者たちが追われる身になるのです。じいちゃんが隠していた大金は交通事故で亡くなった愛娘の遺産、それを狙う輩にじいちゃん、容赦はありません。しかもじいちゃん、部屋の明かりを消して暗闇に彼らを追い詰めます。そうなると盲目のじいちゃん、百人力。若者たちはじいちゃんに見つからないよう息をひそめるしかありません。で"ドント・ブリーズ"=息をするな!な訳です。
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真夜中、ふと起きて真っ暗闇の中、トイレに行くのですら怖い時ってありません?五感の1つが思うようにならないだけで恐怖も倍増。そんな恐ろしさに加え、じいちゃんが襲って来ると言う恐怖のつるべ打ち。観ているこっちまでも"ドント・ブリーズ"で息苦しいったりゃありゃしない。決して血がドピャ~というグロいシーンがある訳ではないんです。でもとにかくじいちゃんが怖い、じいちゃんが無双過ぎて怖い!!!
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(盲目のじいちゃん、演じるは64歳のステファン・ラング。60代にしてこの筋肉!)

 でもそれだけでこの映画が全米で大大大ヒットした訳ではないんです。じいちゃんが若者を追い詰め、捕え、それからの展開がもっとトンデモなんです。もう絶対誰も想像しえなかった方向で物語が進みます。じいちゃん、気色っ!最低!そして映画における最低は時として映画そのものとしては最高!という褒め言葉に変わる時が・・・にしても気色っ!最低!
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と言う訳で、トンデモじいちゃんが暴走する『ドント・ブリーズ』、2016年の見納め映画に、2017年の映画初めの1本に如何でしょう!

By.M
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

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2016年12月

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