『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』

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みなさん、こんにちは。東京国際映画祭のグリーンカッペットを見てきました女住人Mです。
今回ご紹介する作品はその映画祭の公式オープニング作品にもなった『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』です。

「三銃士」と言えば、17世紀にアレクサンドル・デュマによって書かれた小説。銃士になるのを夢見て花の都パリに出てきた田舎少年ダルタニアンが三銃士と出会い、成長していく物語です。本作ではその「三銃士」をベースにフランス国王に仕えるダルタニアンと三銃士たちの良い者チームVS王室を裏切ろうと画策している謀反組の悪い者チーム、それに加わる正体不明の美女ミレディ、世界征服を目論むバッキンガム公爵との闘いを「バイオハザード」シリーズ監督でお馴染みのポール・W・S・アンダーソンが監督。
17世紀にはないよね〜と言うような武器も登場させ、ド派手なアクションシーンを展開。ついには飛行船バトルまでおっぱじめ、痛快エンタ―テインメントに仕上がりました!

そしてこの手の正義VS悪で構成される作品に最も必要なポイント、悪役チームの充実度は半端ないです。先ずは欲望のままに計算高く「勝つ方についていきます」的キャラ・ミレディにミラ・ジョヴォヴィッチ。露出度高めのドレス着用ながらも「バイオハザード」のアリスよろしく、ばっちりアクションを決めていきます。
そして本作の出演のために「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの出演続行を蹴ったとも言われるオーランド・ブルームがバッキンガム公爵を華麗に熱演。
しかし、ここで私が本作でPushしたいのは、若きフランス国王の元で影の実権を握るリシュリュー枢機卿を演じたクリストフ・ヴァルツとその手下ロシュフォール隊長を演じるマッツ・ミケルセン!クリストフは「イングロリアス・バスターズ」で憎らし〜いナチス将校を演じオスカー助演男優賞を受賞。
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(「良い人の役もやりたいな〜」)

マッツは「007カジノ・ロワイヤル」で目から赤い涙を流していた敵役ル・シッフルとして注目を浴びました。

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(マッツ先輩、素敵♪)

どちらも素はイケメンおじさまな上に演技派で、悪役を演じた時のその存在感たるや!!主役は良い者チームなのに、悪者チームの出番はまだかな、まだかな、と待ちわびることに?!主役陣をさしおいて輝く!?彼らの活躍もお見逃しなく★

m0000000639.jpg(ボクが主役なのに・・・)

3D業界の重鎮「アバター」のジェームズ・キャメロンから「ポール君さ〜君の作風、3D映画撮るの向いてるよ〜」(ニュアンスはフィクションです)と言われ、キャメロンからバックアップを受けて完成した『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』は是非3Dでお楽しみくださ〜い。10/28(金)からの公開です。

(c) 2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S., and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.

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2015年9月

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