『X-ミッション』

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 皆さん、こんにちは女住人Mです。
今回は極限の映像体験をスクリーンで体感!2/20(土)から公開の『X-ミッション』をご紹介いたします。
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 主人公はアスリートだったがある事件を機にFBI捜査官になったジョニー・ユタ(ルーク・ブレイシー)。そんな彼に、エクストリーム・スポーツのスキルを武器に前代未聞の犯罪を繰り広げる集団への潜入捜査の命が下ります。チームを率いるボーディ(エドガー・ラミレス)に度胸と才能を認められたユタは潜入に成功するのですが、スリルに満ちた彼らの生き方にどんどん引き込まれていくのです。
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 本作の原題は「Point Break」、それはキアヌ・リーヴスとパトリック・スウェイジ共演、(「ハート・ロッカー」の)キャスリン・ビグロー監督作「ハートブルー」の原題。本作はリメイク?というかオマージュ?作品、設定はほぼ「ハートブルー」です。ただそこに強力に加わったのがエクストリーム(人間を極限まで追い込む過激な)・スポーツを駆使したアクション。エクストリーム・スポーツの略語のXスポーツから拝借しての邦題『X-ミッション』なのです。
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そしてこのXスポーツでもって繰り広げられるアクションシーンがもうトンデモ!!!!スタントマンは世界的トップレベルのXスポーツのアスリートたちが大結集。スタントにおきましてはノーCG、ノーCGなんです。CGを使う場合は通常、背景にグリーンバックというスクリーンを張り、一旦その前で演技をした後に背景を合成する、という手法が取られますが、ノーCGスタントなので、実際に空で、断崖絶壁で、岩肌ガチガチの雪山で撮影されているんです。もうDAIGOさん風に表現すると「MG」(マジ ガチ)なんです!
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そんなMGアクションは世界の4大陸11カ国で撮影を敢行。ベネズエラのエンジェル・フォール、メキシコのゴロンドリーナス洞窟といった圧倒的大自然の絶景を舞台に世界最大980メートルの絶壁をクライミングしたり、時速105㌔で谷をスノボで滑降したり、30メートル級の波でサーフィンしたりともう主人公ユタは潜入を捜査しに来たのか、単にXスポーツしているのかよくわからなくなってくるレベルです!特にモモンガのようなウィングスーツを着用し渓谷を時速230㌔でダイブするシーン、スタントマンも凄いけど、撮影カメラマンもアスリートだよね?何これ~!!と思考停止レベルです。もう生身の人間がこんなことやったらトム(クルーズ)様が次回の「ミッション:インポッシブル~」で「僕もやろうかな~」と言いかねないので本当に止めてほしい・・・とさえ思った次第です。
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 CG技術でいろんなことが出来るようになった時代、だからこそ生身の人間で何が出来るか、どこまでやれるかがちょっとしたブームになってきた昨今ですが、スタントマン、役者の皆さまにおかれましては、本当に安全第一でお願いしたいです。そして、このトンデモ感、どこかで経験しているな~、と思ったら監督(&撮影監督)は「ワイルド・スピード」の撮影監督エリクソン・コアだったのでした。納得!刺激を欲する方に是非おすすめした『X-ミッション』は2/20(土)からシネマイクスピアリにて公開です。良い子の皆さんは決して真似をしてはいけませんYO!
追伸、
昨年『マッドマックス~』で「V8!」という流行語を生んだワーナー・ブラザースさんが本作では「オザキ8」という新しい概念を提唱しているところにも注目です!?

By.M
(C)2015 WANER BROS.ENTERTAINMENT INC.

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