話題の新作映画: 2013年7月アーカイブ

『ローン・レンジャー』

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 暑いのは100歩譲りましょう。しかしこの湿度に耐えられない・・・皆さん、まだご無事ですか?女住人Mです。こんなむわ〜んとする熱い夏はスカっとした映画を観たいですよね。
今回ご紹介するのはそんな時に観るのがピッタリの8/2(金)公開『ローン・レンジャー』をご紹介します。
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 本作は「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのプロデューサー、ジェリー・ブラッカイマー×ゴア・ヴァービンスキー監督×ジョニー・デップ(a.k.a.ジョニデ)と言う三位一体の王道作品。舞台はアメリカ西部開拓時代。勇敢なテキサス・レンジャーだった兄を無法者のブッチ・キャベンディッシュ(ウィリアム・フィクトナー)に殺された若き検事のジョン・リード(アーミー・ハマー)は黒いマスクをつけ“ローン・レンジャー”となって不思議な力を持つトント(ジョニー・デップ)と共に、兄の、悪への復讐を果たそうとします。
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(悪役のキャベンディッシュを演じるのはドラマ「プリズン・ブレイク」のマホーン捜査官でお馴染みのウィリアム・フクトナーさんです。
マホーン捜査官以上に粘着質高めの演技が光ってまっせ!)

 今回のジョニデはネイティブアメリカンであるコマンチ族の男トントを演じ、お得意のコスプレ+白塗りで登場!ジョニデの十八番演技にプラスして、本作における私のプッシュポイントは“ローン・レンジャー”(=ジョン・リード)を演じるアミー・ハマーa.k.a. アミハマさんの存在です。アミハマさんは「ソーシャルネットワーク」で美系の双子をCGでもって一人で演じたり、「白雪姫と鏡の女王」で持ち前のルックスを活かした王子様を演じたりと、只今売り出し中の俳優さんです。曾祖父が石油王、お父ちゃんがアーマンド・ハマー財団のCEOとアミハマさんは生粋のボンボン故にお家柄が自然と滲み出ているわ、声もマイルドでイケメンさんと来たからには、ハリウッドもほっときません。
 彼が本作で野心に燃える検事・ジョン・リードを演じ、残虐に殺された兄の復讐のためにトントと組むのですが、この二人のBuddy(相棒)としての相性がまたバッチリなんです!アミハマさんは正統派イケメンのルックスでハンサム君と呼びたくなるような風貌ですが、彼の演じるジョンは誠実さと間抜けさが良い塩梅に共存しているキャラなので、その見た目とのギャップが本作のコメディ要素をとても引き立たせるんです。おまけに、アミハマさんは196?pもあるので、ジョニデと並んだ時の見た目のアンバランス感がまた良い。(ジョニデがちびっ子なんじゃありません。アミハマさんがジャイアントなんです)
コミカルシーンが満載な本作でのジョニデとの掛け合いは始終笑ってしまいます。
因みにアミハマさんは運動神経も抜群で、乗馬のシーンのほとんどと、アクションシーンもかなり自分でこなしちゃっているらしいです。全部盛りな男、それがアミハマさんです。
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(イケメンさんは土に埋まっていても絵になりますの。)

 そして、そんなコミカル要素がたくさん詰まった本作の後半は怒涛のアクションシーンがこれでもか、これでもかと展開して、もう爽快!!アクションのテンポが良いので、映画としてのバランスも良く、ラストはスカっとなる、まさに猛暑の夏に観るべき1本なのです!
未だ日本でも一番人気と言って過言ではないジョニデですが、新しい相方(キモサベ)となったアミハマさんとタッグを組んでこの夏、また新たな伝説を作ってしまうんじゃないでしょうか?

By.M
(c) 2013 Disney Enterprises, Inc. The LONE RANGER property is owned by and (tm) & (c) Classic Media, Inc., an Entertainment Rights group company. Used by permission.

『25年目の弦楽四重奏』

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 猛暑が続きますが、皆さんご無事ですか?女住人Mです。「夏休みに入ると大人が観る映画が少なくなるからな〜」とお嘆きな方の声にお応えして今回は『25年目の弦楽四重奏』をご紹介します。
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 結成25周年目を迎え世界的に有名な弦楽四重奏団“フーガ”。記念すべき年の演奏会は難曲「ベートーヴェン弦楽四重奏曲第14番」を演奏する予定だったのですが、リーダーのピーターがパーキンソン病を宣告され、今季での引退を決めてしまいます。残されたメンバーは動揺を隠せないでいますが、それを機に完璧なアンサンブルを奏でていた彼らの音楽はそれまで抑えていた感情や葛藤が露呈することで不協和音が響き始めてしまいます・・・。

 “フーガ”の面々はチェロリストのピーター(クリストファー・ウォーケン)、第1ヴァイオリンで完璧主義者のダニエル(マーク・イヴァニール)、第2ヴァイオリンで音に彩りとリズムを与えるロバート(フィリップ・シーモア・ホフマン)、ヴィオラで感情表現が巧みなジュリエット(キャサリン・キーナー)の4人メンバーです。まるで家族のような関係性で繋がっていたと思われた“フーガ”の面々ですが、実はいろいろあって今ここにいる、といったことが物語の進行と共に語られます。でも家族のような関係だったからこそ、いつも一緒にいたからこそ、言葉で言わなかったことがどんどん気持ちのほつれとなって表れ、絆がほころんでいくのです。決して派手さはないストーリーですが、彼らの音楽と人生が重なり合うように描かれる本作は繊細で、とっても上質なドラマです。

 そしてこれを演じる役者陣のアンサンブルがまた素晴らしいんです。タイプは違いますが映画「おとなのけんか」以来の極上な芝居が堪能出来ます。どのキャストも本当に素晴らしい演技を見(魅)せてくれるのですが、特にフィリップ・シーモア・ホフマンの演技はここでも文句なしです。エゴイストで自分勝手で、でもどこか自分を卑下しながら生きている屈折した男を決して奇をてらうことなく自然に演じるホフマンは、文化遺産に登録したいぐらい素晴らしい役者です。
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(ホフマンは何を演じさせてもうまい!うま過ぎる!)

 そしてこのキャストで一番知名度が低いかに見える、第1ヴァイオリン奏者ダニエルを演じるマーク・イヴァニールがまた良い!役自体がおいしいと言われればそれまでですが、クールだけど実はそれはほとばしるほどの熱を隠すため・・・と言うある一定の女性
陣に絶大なる指示を得るに違いないこの役にピッタリな配役!
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(マーク・イヴァニール、スクリーンの中に良い男をまた発見してしまいました!)

 大人の映画なんでしっとりご紹介するハズが、最後はいつものテンションになってしまいましたが、とにかく本作は音楽と物語のハーモニーを心ゆくまで堪能出来る大人のための1本です。
クラッシックを普段聴かない方でも名優たちが奏でるこの調べにきっと胸刺されると思いますよ。
『25年目の弦楽四重奏』は7/13(土)からシネマイクスピアリにて公開中です。

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(売店で販売しているパンフレットには「ベートーヴェン弦楽四重奏曲第14番」の楽譜(一部抜粋)も付いているよ!
お買い求めはお早めに!)
By.M
©A Late Quartet LLC 2012

 皆さんこんにちは、女住人Mです。梅雨が明け、一気に気温&湿気ムンムンな毎日ですが、
シネマイクスピアリは『モンスターズ・ユニバーシティ』の大ヒットで熱気ムンムンです。
今回も前回に引き続き『モンスターズ・ユニバシーティ』をご紹介します。今回はものがたり編です。
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 前作の「モンスターズ・インク」では、モンスター界最恐の名コンビ、マイクとサリーの大活躍を描きましたが、本作ではそもそも二人がどうやって出会い、友情を育んだか、そしてその過程で起こる大事件を描きます。
 映画の冒頭はマイクがなぜ“怖がらせ屋”になろうとしたかが描かれるちび・マイク時代のエピソードですが、もうこれが超可愛い!初めて“怖がらせ屋”の仕事を知ってほえ〜っとウットリするシーンのほえ〜顔とか絶妙です。まさに自分のヒーロー、憧れをみつけてしまった感が端的に描かれたシーンで、この表情だけでマイクが愛おしくなります。この後、場面は大学に入学する青年マイクが登場する訳ですが、ちび・マイクが可愛すぎてちょっとガッカリしたぐらいで(笑)。
これはちび・マイク主演でスピンオフ映画が出来ると踏みましたよ。
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(ちびマイク、可愛いか〜)

 そして、“怖がらせ屋”のエリート養成学校『モンスターズ・ユニバーシティ』で二人は出会います。努力家だけど才能がないと言われてしまうマイクが一生懸命夢を最後まであきらめずに頑張ろうとする様と、一方才能があるにも関わらずそれにあぐらをかき、でもそれ故に実は孤独だったサリーがマイクという親友を見付け、二人が互いに足りないものを補いながら夢を掴もうとするのですが、一見、水と油のような二人が衝突し合いながらも、どんどん自分をさらけ出し合い、徐々に心を通わしていく感じは胸にジ〜ンときます。
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友達同士ってやっぱりきれい事を言っているだけではダメで、お互いが本当のことを言い合えるようになって初めて気持ちが繋がるものですよね。でも途中、サリーはマイクを想うあまりに彼を傷つけてしまいますが、そんなトラブルもありながらも、ちゃんと思っていることを言い合える関係だから、二人は親友になっていくんですよね。こういう友達が人生において一人でもいるって本当に素敵なことですね。

 そして何よりもマイクが決して夢を諦めない姿にシビレます。夢を叶えるために、人一倍努力をし、他人からダメ出しされても、自分ならこんなやり方で出来るんじゃないかと失敗を恐れずにチャレンジする。サリーみたいにもともと怖がらせることが得意でなくても“怖がらせ屋になる”と言う夢を持ち続けたマイクが最終的に一番無敵で、それによって周りも変わっていく・・・夢は諦めたら終わりですもん。終わらせるのは自分ですもん。つまり諦めなければどんな夢でも叶うんじゃないか〜!!

と、なんともポジティブなメッセージをマイクから教えて貰って、『モンスターズ・ユニバーシティ』を観たら、むっちゃ元気が出ますよ!!マーチングバンドみたいなサウンドトラックがまたそんな気持ちをアゲ↑アゲ↑にしてくれるよ♪
2013年の夏のスタートは『モンスターズ・ユニバーシティ』で決まりだぁぁ!!
By.M
©2013 DISNEY / PIXAR.

 皆さんこんにちは、女住人Mです。7月に入り夏休みももうすぐですね。と、言うことはこれから大作やら話題作やらがどんどん公開されます。今回はシネマイクスピアリがこの夏、一番プッシュする『モンスターズ・ユニバーシティ』を2週に渡ってご紹介致します!

『モンスターズ・ユニバーシティ』はあの大大大ヒット作品「モンスターズ・インク」の前日譚。マイクとサリーが“モンスターズ・インク(株式会社)”に入社する前の、二人が初めて出会う“学生時代”を舞台に描きます。映画のおススメポイントなどは次回ご紹介するとして、今回は『モンスターズ・ユニバーシティ』公開で気合が入っているシネマイクスピアリの館内をご紹介させて頂きます。

早速、ど〜ん!!!!
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シネマイクスピアリの2Fエントランスには等身大のマイクとサリーが皆さんをお出迎えだ!!
デカイ、デカイ、サリー、デカイ!!小さい、小さい、マイク小さくて可愛い♪
サリーとマイクと一緒に記念撮影してね♪

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そしてシネマイクスピアリ★オリジナル、『モンスターズ・ユニバーシティ』ゲートもあるよ〜。
マイクとサリーをイメージする色でキメてみました!
このゲートをくぐれば、あなたもモンスターズ大学に入学した気分になれるかも!?

『モンスターズ・ユニバーシティ』を観るなら、是非シネマイクスピアリでお楽しみ下さい!2D&3D(吹替&字幕)での上映です。
3D版をご鑑賞の方には先着で『モンスターズ・ユニバーシティ』3Dメガネのプレゼントもあります。
(当館の3Dシステム、REAL D社専用となります)

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(僕たちがみんなを待ってるよ〜。)

By.M

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