ウラシネマイクスピアリブログ

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『チケット・トゥ・パラダイス』

 ラブコメ好きの皆さーん、お待たせしました☆我らが欲していた新作がやって参りました。今回は11/3(祝・木)公開『チケット・トゥ・パラダイス』をご紹介いたします。

 デヴィッド(ジョージ・クルーニー)とジョージア(ジュリア・ロバーツ)は20年前に離婚した元夫婦。二人にはロースクールを卒業したばかりの自慢の娘リリー(ケイトリン・デヴァー)がいるが、彼女は卒業旅行で出かけたバリで地元のナイスな青年グデ(マキシム・ブティエ)と運命的に恋に落ち、まさかのスピード婚を決めてしまう。離婚後もいがみ合い続けている二人だが、愛娘の結婚を何とか阻止ししようと結託する!

 いいですね~映画を観る前から「楽しいに決まってる!」という香りプンプンのこのあらすじ♪“ジュリア・ロバーツとジョージ・クルーニーのラブコメ”だし、ラブコメ好きな人ならこれが決定打(『ラブ・アクチュアリー』などで知られる)ワーキングタイトルが製作してるし、間違いない!

 ジュリアとジョージの役は彼らを宛て書きしての脚本で、二人はプライベートでも長年の仲良しなのでお互いに「あっちが出演するならいいよ♪」と出演を許諾したぐらい、息もピッタリ。こういうのってスクリーン上に出ちゃうもんですね。楽しくやっている様がハッピーオーラとしてこの作品を包みこんでいます。(エンドクレジットにNGシーンもあるよ)

 と、プライベートでは仲良しな二人ですが映画の中では敵対する元夫婦。でも共通の目的のためには喧嘩している場合じゃありません。リリーとグデの仲を引き裂くべく手段は厭わずなのですが、グデや彼の家族に至るまでナイスな人たち勢ぞろいなのでその邪魔もなかなかうまくいきません。

娘リリーは仲の悪い両親の間に板挟みになりながらも、素直で優秀な女の子。「折角これから色々な経験をしていくのに、もう人生決めちゃっていいの?」と親でなくとも思っちゃうところですが、若い二人はお似合いだし、しっかりしてるから「まぁいいんじゃないの~」と井戸端のおばちゃん目線で祝福したくなります。

デヴィッドとジョージアは自分たちが若い時にした結婚に後悔しているもんだからそんな過ちをリリーが繰り返さないようにと躍起になっているのですが、でも二人の結婚も「人生において楽しいことは先延ばしにしない」というジョージアの信条があってこそのものだったので、娘の時期尚早の決断を覆したいと思いつつも自分の人生のモットーの通りに娘も人生の選択をしている訳で、親に似ちゃったからしょうがない。とにもかくにも、若い二人が無事幸せを手に入れるまでを楽しさいっぱいに描いていきます。

途中、たくさんのハプニングに巻き込まれようともジュリア・ロバーツはいつも完璧で美しくオーラ全開!ジョージ・クルーニーも何をやってもダンディだし、スター映画かくあるべし!

 本作ももちろんコロナ禍で撮影された訳ですが(今年公開されたラブコメ・スター映画のもう1本)『ザ・ロストシティ』がそうだったように“こういう時だからこそ喜びや明るさに満ちた映画を届けたい”という作り手の気持ちが伝わってきて何だか嬉しくなっちゃいます。まだまだ気になることは多いとは思いますがポジティブオーラに溢れる本作を観て心を解放しちゃいましょう♪

By.M