ウラシネマイクスピアリブログ

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『アラジン』

 この映画の公開を楽しみにしていた!という方もたくさんいらっしゃると思います。今回ご紹介する映画はディズニー不朽の名作の実写化、6/7(金)公開『アラジン』です。

アグラバーの街に住む貧しい青年アラジン(メナ・マスード)は「ローマの休日」よろしくお忍び外出中の王女ジャスミン(ナオミ・スコット)と出会い恋に落ちます。アラジンは王位を狙う邪悪な大臣ジャファーに<魔法の洞窟>から魔法のランプを探す仕事を請け負い、偶然にもランプを手に入れ、そこに宿っていた魔人ジーニーから“3つの願い”を叶えてもらうことになるのですが・・・・というあらすじはもう皆さん、ご存知ですね。

 先ずは名作アニメーションを実写化する意味ってあるの?という疑問を持っているかもしれない方へ・・・はい、もちろんあり、ありです。実写版の監督は『シャーロック・ホームズ』でお馴染ガイ・リッチー。もともとキレキレなアクション映画を撮ることに定評がある彼なので冒頭のシーンからスピード感に溢れ、一気に映画の世界に没入!物語が進むにつれ躍動感がドンドン増していきます。

そう、実写化したことで描かれる世界観がよりゴージャスに、アドベンチャー感も増し増しになっています。アラジンの相棒お猿のアブーやジャスミンのボディーガードでトラのラジャー、ジャファーの下部オウムのイアーゴ、そして魔法の絨毯とサブキャラたちもアニメ版以上に存在感があり、生き生きしているところもポイント!

 また『アラジン』と言えばやっぱり魔法の絨毯にのってジャスミンとアラジンが歌う♪ホール・ニュー・ワールド♪。アラン・メンケン(『美女と野獣』、『リトル・マーメイド』など)が手掛けたこの曲が流れるシーンが大好き!という方も多いでしょう。そんなメンケン先生が本作では『ラ・ラ・ランド』、『グレイテスト・ショーマン』の音楽チーム(パセック&ポール)とタッグを組んで作った新曲も登場。自由に生きたいと願っているのに旧態然とした女王としての振る舞いを求められてきたジャスミンが自分の心の声に従い、その想いを歌いあげる♪スピーチレス~心の声~♪は、メンケン節と♪This is me♪(『グレイテスト・ショーマン』)の融合とでも申しましょうか、屈指の入魂ナンバーになっているので心持っていかれること間違いなし!

昨今の#me too 運動が活発になる前からディズニー映画においてはこれまでとは違うヒロイン像のあり方を模索する流れはあったかと思いますが、本作でも今『アラジン』を映画化する理由をジャスミンのキャラクターにかなり明確に描いていると思います。

 加えて、弱い立場なのは女性だけに非ずなので、この曲の後にジャスミンのように虐げられていたある人物にも焦点が当てられるところは脚本が丁寧だな、と唸った程でした。とにかく新曲もオリジナル曲も抜群によく、インド映画風な群衆ダンスシーンがあったり、ジーニー役のウィル・スミス(もともとラッパー)のラップだったりとミュージカルなシーンはどれもテンションあがっちゃいます。

そして無名キャストをフックアップするのに定評があるディズニーが選んだアラジンとジャスミンを演じる新進キャストにも注目!新人ならではのフレッシュ感ありつつ、新人とは思えない演じっぷりで役をまさに自身のものにしている感。プレミア吹替版では中村倫也さんと木下晴香さんが担当しますが、特に木下さんはオーディションを受けた中で唯一、課題曲を完璧に歌えたこともあってジャスミン役を得たそうなので、本編でその歌声が聴けるのが楽しみ♪

 とにかく皆さんが観たい『アラジン』がきっと観られると思います。
本作の名セリフ「僕を信じて」のまま、映画館にGO!

By.M

シネマイクスピアリ恒例のフォトロケーションも『アラジン』で皆さんをお迎えいたしますよ~