月刊シネマイクスピアリ 6月・7月号
『リロ&スティッチ』の大ヒットと共にはじまった6月も気付けば半分が過ぎました。こんにちは、男住人Aです。皆さん、モフモフキュートな実写版スティッチにはもう会いましたか?さすがの人気ぶりですねー。

“泣けるスティッチ”としても話題の今回の『リロ&スティッチ』。シネマイクスピアリの劇場ロビーはもちろん、イクスピアリ内にもスティッチのかわいい装飾がたくさん登場していますので、その一部を写真でご紹介!いたずらの痕跡(?)もあったりして、現地で見るともっとかわいいです。






恒例のウィズキッズシネマは6月のご好評を受け、7月も『リロ&スティッチ(吹替版)』で開催が決定☆
7/25(金)夏休み開催です。6月は都合が合わなかったけど7月ならという皆さま、お待ちしております!!
話は変わりますが、いま観た人が口々に絶賛し、評判が評判を呼んでいる作品をご存知でしょうか。6/6(金)から公開中の『国宝』です。歌舞伎の世界で生きる、生い立ちも才能も異なる二人(吉沢亮/横浜流星)。友人でもライバルでもある二人の芸の道と、それぞれの人生を濃密に描く本作。いやーーー、評判に違わず凄かった!吉田修一(原作)と李相日監督のタッグと聞けばそれだけで品質保証されたようなものですが、本当に圧倒的な3時間でした。本編尺の長さも何のその。僕は後半ずっと泣きっぱなし。

登場する二人(写真上下)の関係性は、昔のテレビドラマが好きな方には分かってもらえると思いますが、例えるならあの名作『おしん』における、おしんとお加代さまの関係。この構図の場合、初期設定が恵まれたキャラクターほど後々辛い目に・・・(ネタバレ自粛)というのが常。しかもそんな人に限って裕福さを鼻にかけない、めちゃくちゃいいヤツだったりするわけです。この物語ではそれが横浜流星演じる御曹司の俊介。泣かせます。

シネマイクスピアリでも公開週より2週目の方がさらに賑わってまして、口コミが広がっている証拠ですね。僕も何人もの人に勝手に宣伝しまくり、自分でもすでに一回おかわりしました。気が早いですが、2025年を代表する日本映画であることは間違いないと思います。
続けてご紹介したいのが、沖縄では先行公開中、7/25(金)から全国公開となる『⽊の上の軍隊』。『国宝』とあわせて、舞台や演劇が好きな人は必見の2作品です。
と言うのも、この作品の原作は「こまつ座」が上演した同名舞台。こまつ座といえば井上ひさし。作家が遺した原案が2013年に初舞台化され、さらにそれを原作として今回映画が誕生しました。今からちょうど80年前、1945年の沖縄を舞台に、終戦を知らずにガジュマルの木の上で生き抜いた日本兵の物語です。

特に新兵を演じる山田裕貴さんがとてもイイ!!舞台初演では同じ設定の役は藤原竜也さんだったのですが、今回の映画版は脚本も異なりますし、何より山田裕貴という俳優が演じることでまた別のキャラクターのように感じられました。こちらも泣かせます。
もちろん夏映画が盛り上がるこれからの季節、見どころは他にもたくさん。洋画大作では『F1/エフワン』が6/27(金)公開、『スーパーマン』は7/11(金)公開、
そして7/25(金)からは『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』が始まります。

(この夏、世界を救うのは素晴らしき(ファンタスティック)4人の“家族”!)
単館系作品では6/27(金)からの『かたつむりのメモワール』、その後はスタジオジブリ『海がきこえる』のリバイバル上映(7/4(金)公開)や、『ONCE ダブリンの街角で』日本最終上映(7/11(金)公開)も控えています。
7/6(日)~10(木)の期間はLiLiCoさんのセレクトによる特別上映『恋するプリテンダー』もあります!

(7/5(土)イベント回のチケットは完売いたしました。ありがとうございます!)
最後に、今年の夏はとにかくこれ!『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章』は7/18(金)公開。待ちきれない皆さま、もう少しですよー!!

それでは、6月・7月も注目作品の紹介はおなじみ女住人Mさんの更新をお楽しみに。
By.A
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