1月と2月は、2ヶ月連続ポン・ジュノ監督祭り！！今や世界の巨匠の仲間入りをしたポン・ジュノ監督。1月は、彼の初期作品を代表する一本にして、韓国で実際に起きた連続殺人事件を題材に描く傑作サスペンスを上映します。このエンディングありきで作られたかのような衝撃的で印象的なラストシーンは、何度観ても心が震えます。

キネマイクスピアリも企画スタートから10年目に突入し、最初の年の5月に母の日にちなんで初上映したこの作品を再びご紹介する機会が巡ってきました。母の愛を痛烈に描く本作は『殺人の追憶』同様、ラストシーンがまたとんでもない。あなたはきっと余韻を引きずりまくって劇場を後にすること間違いなし！

映画の世界でも活躍していた衣装デザイナー石岡瑛子が、ターセム・シン監督とタッグを組んだ作品は特に人気が高く、彼の映画にはなくてはならない存在でした。その中から遺作となった『白雪姫と鏡の女王』を上映いたします。公開当時、実際の衣装をイクスピアリで展示したことは大切な想い出です。

新作『キネマの神様』（8/6公開）が楽しみな山田洋次監督と言えば、『男はつらいよ』シリーズ。今回は1987年公開の第38作を、4Kデジタル修復版で上映します。推しポイントはゲスト出演の三船敏郎。寅さんに諭されたり、右往左往したりと人間味溢れるその演技が絶品！三船敏郎の誕生月にして生誕101周年も祝して…。

レオ様×ブラピ初共演！というだけで大興奮だったこの作品ですが、今回はなんと新たなシーンが4つも加わった“エクステンデッド・カット版”でお届けします。もうとにかくブラピがいちいち最高！いくつになっても必ず期待どおりの姿を見せてくれますよね～♪男女関係なく惚れさせてしまう男！やっぱりブラピはかっちょいい～～！！

主人公は14歳のウニ。多感な時期にいる少女の目を通して描かれる社会と日常。そんな中で“はちどり”のように必死に小さな羽をばたつかせる彼女の成長は観る者の記憶の扉もそっと開けるんじゃないかな、と思います。日本でも都内1館からスタートし、その後100を越える映画館で上映され大ヒットとなった作品です。

新しいチャレンジに二の足を踏むベテラン歌姫グレースと、音楽プロデューサーになる夢を抱く下っ端アシスタントのマギーが成功を掴むべく、周囲を巻き込みながら奮闘する様が爽やかに描かれます。物語を加速させ、テンションをアゲてくれるサウンドトラックもこの映画の主役の1つ。音楽映画が好きな方、お仕事にお悩み中の方、必見♪

1958年に開催されたアメリカ・ジャズ界最大級の音楽フェスを、大胆かつ美しいカメラワークで撮影したドキュメンタリー映画。1960年に日本公開された本作が、4Kデジタルで鮮やかにスクリーンに甦ります。ジャズを知らなくても問題ない！夏フェス独特のあの空気感、高揚感をぜひこの映画で感じてください。

90年代最後の夏、カルチャー界隈を席巻しミニシアターで大ヒットした本作。監督・脚本・主演・音楽と4役をこなしたヴィンセント・ギャロが演じるのは切れやすいがナイーブという面倒極まりないけれど、どこか憎めない男。そんな男と出会った少女レイラをクリスティーナ・リッチが演じたことで、チャーミング度がさらにUP♪

2017年に公開され、数々の映画賞を総なめにした感動作。壮大なSF映画と思いきや、それだけじゃない。観る者のとてもパーソナルな領域に問いかけてくるこの映画は、観る度に観客の心を揺さぶり続けるに違いありません。本作の監督ドゥニ・ヴィルヌーヴ最新作『DUNE/デューン 砂の惑星』10/15(金)の公開を記念してお届けします。

ソウルの女王アレサ・フランクリンの半生を描く『リスペクト』11/5(金)の公開を記念して、1972年にロサンゼルスで行われたアレサによる伝説のコンサートフィルムを2週間限定上映！魂を揺さぶる歌声とはまさに彼女のためにある言葉。絶対的な才能を前に知識なんていりません。歌の女神が降臨する様を感じてください。

続編の公開も決まっているアニメ『アダムス・ファミリー』の1作目が登場！人間たちに故郷を追われ、人里離れた山奥の屋敷に暮らす“アダムス・ファミリー”。平穏に暮らしていたのも束の間、またもやトラブルに巻き込まれてしまいます。我らがLiLiCoさんも豪華吹替キャストの一人として参加されているのもポイントです♪