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ダークナイト
『ダークナイト』来日記者会見
登壇者:クリスチャン・ベール/アーロン・エッカート/マギー・ギレンホール/クリストファー・ノーラン(監督)チャールズ・ローブン(製作)/エマ・トーマス(製作)
全米公開と同時に「歴代No.1」「興行収入到達」と名の付く記録を次々と塗り替え、最高の盛り上がりを見せている“バットマン”シリーズ最新作が遂に日本に上陸しました。世界45ヶ国でもNo.1大ヒットスタートを切り、世界中で旋風を巻き起こしている話題作です。そして公開に先立つ先月末、主要キャストとノーラン監督、さらにプロデューサー2名が揃って来日を果たし、記者会見が開かれました。まずはクリスチャン・ベールさんの「オハヨウゴザイマス」という日本語の挨拶から会見はスタートしました。
Q1 ノーラン監督、(全米での)大ヒットの要因はどんなところにあるとお考えですか?

ノーラン:本作はとてもスケール感のある大作ですが、これほどまでの成功を収めるとは考えていませんでした。要因は…それを知っていたら、これからの私の映画は全てヒットすると思います(笑)。

Q2 この映画で得たものは?また撮影時の思い出を教えてください。

エマ:才能に溢れ、人間的にも素晴らしい人たちと出会えたことです。特に思い出深いのは、クレイジーとも言えるほどのスタントですね。その他のことも、何もかもが素晴らしい思い出です。
チャールズ:プロデューサーとして、多くのことを学びました。この作品は楽しいけれど、それだけでなく登場人物に共感して考えさせられる作品に仕上がりました。ノーラン監督が頑張ってくれて、全員の努力が実った結果だと思います。
アーロン:私はこの映画に出演できただけで嬉しいです。素晴らしい本作の物語を伝える一部になれたことが嬉しいですし、これほど全ての要素が素晴らしい映画は本当に稀なことです。印象的なシーンは、(アーロン演じる)ハービーとジョーカーが対決するシーンです。ヒース(ジョーカー役の故ヒース・レジャー氏)と一緒に演技ができたことを誇りに思っています。
マギー:この映画に携わった皆さんは、驚異的に素晴らしい方々でした。ヒースは本当に自由で、あらゆるものを超越していました。ヒース以外にもアーロンやベールも本当に素晴らしかった。また、ノーラン監督は私にたくさんのチャレンジを与えてくれました。この作品に参加できたことを誇りに思っています。

ベール:この作品は娯楽作品ではありますが、ドラマ性や考えさせることを妥協していないところが魅力です。スタントマンたちの質も素晴らしかった。撮影で印象的だったのは、シアーズ・タワー(全米一高いビル)の屋上に上ったシーンです。
ノーラン:小さい頃からハリウッド映画をたくさん観てきましたが、これほどのスケール感とキャストの演技が揃った大作はなかなかありません。少年の頃からの夢が全て叶いました。

Q3 ノーラン監督、ジョーカー役をヒースに決めた理由は?また、ジョーカーの役に求めたことはどんなことですか?

ノーラン:ジョーカーは無秩序と混沌の象徴で、破壊することに喜びを感じる悪役です。彼は他のキャラクターの倫理観を壊していくのです。ヒースを起用した理由は、彼はもちろん素晴らしいですが、それプラス恐れを知らない俳優だからです。撮影よりも早い時点で彼と会い、脚本を作り上げました。そして彼はこういうアイコン的なキャラクターを、ユニークに、新鮮に演じてくれました。

Q4 ベールさん、ヒースとの共演はいかがでしたか?

ベール:ジョーカーの行動には実は真実もあり、また知的でもあります。バットマンは「人を殺さない」と決めていますが、今回の場合、バットマンがジョーカー一人を殺せばそれで大勢の人が救えます。このような場合はどうすればいいのか…ここでバットマンの倫理観が問われるわけです。ヒースはそんなジョーカーが好きで、楽しんで演じていました。

Q5 前作の『バットマン ビギンズ』と今作と、とても人間味溢れるバットマンになっていますが、(その2作を監督した)ノーラン監督はどのように演出されたのでしょうか?また、ベールさんはそれを受けてどのように演じられましたか?

ノーラン:バットマンの“トーン”を今までとは変えたいと思いながら演出しました。また、今回はスタジオセットではなく実際のロケ地を使うことにこだわりました。
ベール:ロケ撮影からは本当に多くのインスピレーションを受けました。前作でバットマンを7ヶ月演じているのでこの役のことはよく分かっていますし、ノーラン監督のことも信頼しています。

ダークナイト THE DARK KNIGHT 配給:ワーナー・ブラザーズ映画 公開日:8月9日(土) 公式サイトへ 端々から本作への愛情と誇りに満ちたコメントが連発し、ますますこの作品のクオリティの高さを確信させられました。ベールさんのコメントにあった娯楽性とドラマ性、さらにスケール感もあわせ持つこの作品は、今年の夏休み、まさに大人が楽しむための一本と言えます。年に一度くらいしか映画を観ないという方も、この『ダークナイト』をその一本に選んでみてはいかがですか?
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